Mesa/Boogie TRANSATLANTIC TA-15には、2つのチャンネルがあり
チャンネル1はイギリス系のサウンド
チャンネル2はアメリカ系とイギリス系、両方のサウンドが出せます。
チャンネル1には、VOX系のアンプモードが2種類あります。
NORMALモードは低ゲインでヘッドルームが大きいクリーンサウンドです。
TOP BOOSTモードはイギリスのポップスでよく使われる
クリップリズムサウンドと
リードサウンドです。
チャンネル2にはモードが3種類あります。
TWEEDは南カリフォルニアのアンプのようなクリーンな音で
NORMALより低域が豊かでクリップさせると綺麗に歪みます。
HI 1はイギリス系のサウンドで、
ゲインが低く設定されているとざらついたリズムギターサウンドになります。
ゲインを上げるにつれてアタックが強くなり、歪んだリードサウンドも作れます。
HI 2はカリフォルニアの有名な高ゲインのブギーリードサウンドが特徴です。
低域も強くアタックの周波数が強調されて音が太くなりソロサウンドに最適です。
Multi-Wattパワーモードを
5Wに設定すると、クラシックな5ワットのSingle-Ended Class Aの音質が得られます。
クリップさせて歪ませることもできますし、第2倍音が強調されるので低音量でもウォームで倍音
豊かな音が作れます。
Multi-Wattパワーモードを
15Wに設定するとプッシュ/プル動作のClass Aアンプになり、
ビンテージなサウンドでありながら、使いやすいパワーとスムーズなクリップサウンドになります。
MESA社が特許を持っている
Dyna-Wattパワーの
25Wに設定すると一気に音が強くなります
パワーアンプがClass ABになりヘッドルームも25Wアンプとは思えないほど大きくなります。
アタックの瞬間にパワーが蓄積され、それがギターの演奏に合わせて徐々に放出されるので
小さなアンプにもかかわらずパンチのあるタイトなサウンドになるのです。
この充実した機能とシンプルなゲインとトーンコントロールを合わせたのがこの馴染みやすく
使いやすいTransAtlantic TA-15です。
いかなる場所で演奏していてもこれらのクラシックなアンプの音に自分だけのテイストを
加えることが出来ます。
Mesa/Boogie までも気軽に持ち出せる小型ヘッドを出しましたか。
足元のペダルを少なくしたいけど色々な音を出したいギターリスト向きで、こういうの好きだな。